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ブログ2020.03.27

スズメバチの習性

おはようございます!
ハチの羽音の夢を見て起きたTです。
本当に暖かくなり、桜も咲き出しましたね。
本格始動まであと少しとなってきましたので、
今日はスズメバチの習性についてお話致します。

自分なりに調べて見ましたので参考してもらえればとおもいます。

刺された場合に最も危険で、最も事故件数が多いのがスズメバチです。
日本には16種類が生息しています。

・オオスズメバチ
・キイロスズメバチ
・コガタスズメバチ
・ヒメスズメバチ
による被害が多く、凶暴性ではキイロスズメバチ、針・毒の危険性ではオオスズメバチが突出しています。

1年間でのスズメバチの性質変化(生活史)

スズメバチは女王蜂以外、冬を越えることができません。働き蜂は皆、秋までに死んでしまいます。
4月、冬眠から目覚めたスズメバチの女王は、蜂の好む場所(種類により異なる)へ巣を作っていきます。
冬眠から覚めた女王蜂は弱っており、握ったりでもしなければほとんど刺すことはありません。冬からこの時期までが最もスズメバチがおとなしく、被害の少ない時期です。

働き蜂が生まれ、巣の規模が拡大していくにつれて女王蜂は外に出ることはなくなり、働き蜂の攻撃性も増していきます。
最も蜂が興奮しやすく凶暴となるのは、繁殖のピークである8~10月です。この時期の蜂は巣を守るため、近づくものに対し強い攻撃性を示します。
また、これ以降を境に、巣から新しい女王蜂と雄蜂が飛び立っていき、巣は次第に活気を失っていきます。最も長いところでも12月までにはほぼすべての巣で活動が終了します。

中でも営巣期間の短いアシナガバチを主食とするヒメスズメバチの場合は特に短く、秋には営巣を終えてしまいます。

雄・雌の比率、分業の仕組み、見分け方

ひとつの巣で社会生活を行う蜂の数は多いところで1000匹程度です。
秋の繁殖期が始まるまでは、雄が生まれてくることはありません。このため働き蜂はすべて雌です。
雄蜂は多くても全体の0,5~1割程度ともいわれていますが、成虫になって以後も一切働きません。新女王とともに巣立ち、交尾をするためだけに生まれてきます。
更に、なんらかの理由で女王が死んでしまった巣では代理の女王が立てられ、逆に雄だけが生まれてくるようになります。

このように毎年生まれては死に生まれては死んでいます。外来種のスズメバチも増えて来ていますので、遭遇する確率が増えて来ています。 
人ごとではないと実感してもらえればと思います。